みんな笑顔で暮らしたい

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理念

医療法人社団 心司会 理念

基本理念
「家で死ぬ」
行動指針
みんな笑顔で暮らしたい
非常識な介護
24時間365日が生活リハビリ

基本理念

「家で死ぬ」

人は生まれ出る時から、苦しみの中にある。
四苦八苦。
生まれること。老いること。病を得ること。死を必ず迎えること。
愛別離苦。怨憎会苦。 求不得苦。五蘊盛苦。
今は心持ち良くとも、次には必ず苦しみが待っている。
それでも人は生きつづける。与えられた時の中で精一杯の「今」を。
人は家に棲み、日々を暮らす。「家」はその人の「生きざま」をあらわす。
人は家で喜び、怒り、哀き、笑う。
家で生き、生きた証として自分らしく、家で死を迎える。
人が「生きる」とは、そして「死ぬ」とは。
「家」を邪魔することなく見守り続け、それがいかなるものかを考え続けること。
これこそ今、我々が行わなければならないことである。
 介護老人保健施設の理念で最も重要なことは、「在宅介護支援」です。当法人は「尊厳を持った介護」を使命と考え、その実現のために「家で死ぬ」という理念となりました。
 「家で死ぬ」という言葉は、単純に考えてしまえば「在宅死」ということになります。しかし法人理念でいう「家」とは、人の“生きざま”の凝縮された形であり、死という人生の終点まで、その人らしく生き、その人らしく最期を迎え、そしてその人の思い出を残された家族と共有することであると考えます。
 この理念を達成するためにあるのが3つの目標です。これまでの介護現場の常識を否定し、介護を受ける側の常識でものを考える「非常識な介護」、生活すべてがリハビリであるという考えから生まれた「24時間365日がリハビリ」、そして、みんなが笑顔で後悔なく最期を迎えられるように支援する「みんな笑顔で暮らしたい」。
 一人ひとりの“生きざま”に寄り添い、見守り、最期の瞬間を本人も家族も安心して迎えられるよう、支援し続ける…これが私たちの姿勢です。

行動指針

みんな笑顔で暮らしたい

みんな笑顔で暮らしたい

それが私たちの願いです。
日々の介護は苦労の連続、疲れは溜まり、ついイライラしがちです。
でも、笑顔はそんな苦労を癒してくれます。
介護されている方の笑顔を見ていると「仕方ないか。」
介護する方もつい笑顔になります。
笑顔と笑顔のサイクルが生まれるように。
どんなに辛くても、「笑顔を忘れない介護が続けられたら」
そんな願いを込めて。
「笑顔」を生み出すために、しょうわにはたくさんの職員や子どもたち、動物たちがいます。
みんなに笑顔が溢れるように。
やがてくる最期の瞬間を、その笑顔の中で迎えられるように…。
利用者も家族もそして私達職員も後悔のない介護ができるように。

非常識な介護

非常識な介護

しょうわには「こうでなくては」という介護の常識はありません。常に利用される方の「常識」で介護していきたいと考えています。認知症の方も、障害のある方も、窮屈な思いをしてほしくありません。
歩きたい人には自由に歩いてもらい、外に出たければ一緒に出て行きます。問題行動と呼ばれる「徘徊」も、しょうわでは「散歩」となります。また、まだまだ定時のオムツ交換が当たり前とされる病院や介護施設が多い中、しょうわにはそれもありません。なぜなら、排泄のタイミングは人それぞれ違うからです。ですから、一人ひとりの生活パターンに合わせた時間に、オムツ交換やトイレ誘導を行っています。
“業務優先”ではなく、あくまでも“お客様(ご利用者様)優先”です。このような行動が、たとえ世間から「非常識」と言われても、その人、その家族の「常識」に合わせた介護を提供していきたいと考えています。

24時間365日が生活リハビリ

24時間365日が生活リハビリ

しょうわには現在、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、リハビリ助手のリハビリスタッフが揃っています。リハビリスタッフ一同、ご利用者の皆様に合わせたリハビリテーションを行っております。

食事や入浴、排泄など24時間生活のすべてをリハビリと考えているため、特別な「リハビリルーム」はありません。リハビリ職員が積極的に生活の場面に入り、その方の「生活」に密着したリハビリを実践しています。それは「リハビリルーム」で1日1回の短時間訓練を行うより、生活の中で少量頻回の訓練を行うことが、ADL(日常生活動作)の維持・向上につながると考えているからです。
そのためには、リハビリ職員がケアワーカー(介護職員)や看護師、栄養士などリハビリ以外のスタッフと情報交換を密にすることが重要です。1人ひとりのご利用者様の情報を共有することで、その方に必要なリハビリの考え方、技術を実用的に生活に生かすことができます。すべてのスタッフがリハビリの技術を持ち、生活の中で実用的な動作を繰り返し行っていくことがADLの維持・改善につながり、ご利用者様の在宅復帰への近道になっていくのです。
もちろん、さまざまな病気の後の回復期や状態変化のあった方など、個別リハビリにも対応しています。リハビリ職員によるマンツーマンの機能回復訓練の実施、機能維持や楽しみ作りのための個別の活動への介入、実施も行っております。

また、リハビリは楽しくなくてはならないとも考えています。一芸職員による「アクティビティリハビリ」をはじめ、さまざまな“楽しい場”を提供し、ご利用者様自ら「したい」と思っていただけるようにしています。今が楽しければ、次に「もっとしたい」という欲求が生まれ、その欲求を満たすためにさらなるリハビリへの意欲が高まり、レベルアップしていきます。この好循環が、しょうわの目指すリハビリです。

施設の見学やご利用についてはお気軽にご連絡下さい TEL 048-718-2111 受付時間 9:00 - 18:00 (土・日・祝日除く)

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